从国际日本语能力测试1级听力浅谈中国日语专业学生听力问题 日语专业论文文档格式.docx
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キーワード:
日本語能力試験 聴解 難度
目 次
摘要I
要旨II
はじめに1
1 研究目的3
1.1総合現状3
1.2日本語能力試験1級について4
1.32004-2007年試験データ5
2 実例分析6
2.1 総合実例データ6
2.2 試験問題分析8
3 原因究明12
3.1 学校方面12
3.2 学生方面13
おわりに14
参考文献15
日本語を主専攻とする中国の大学生の聴解について
~2004-2007年の国際日本語能力試験1級聴解から
はじめに
中国における日本語学習者の期待は、地域的な相違はあるものの、一般的に「受験対策」よりも「就職準備」にある。
とくに、日本企業の進出が著しい地域や日本との経済交流が盛んな地域、日本人観光客が増大している地域などでは、日本語能力が就職やキャリアアップにつながる場合も多く、また現実に日系企業やそれとの取引を行っている現地企業などからの「日本語能力のあるスタッフ」への需要が高まり、学習者も増加の一途を辿っている。
その中、日系企業就職道へのキーとして多くの人々に求められているのは、つまり、日本語能力試験の合格証明書である。
日本語能力試験は、日本語を母語としない人を対象として日本語力を測定し、認定することを目的として作られた試験である。
1984年第1回の試験が始まり、現在では日本語の力を測定する権威ある資格、試験として国内外で広く認知されている。
日本語能力試験は「文字·
語彙」「聴解」「読解·
文法」の3類で構成されていて、受験者の日本語力を測定する。
毎年の日本国際交流基金の統計によると、日本語能力試験のうち「文字·
本文は主に日本語を主専攻とする中国大学生、主としては中国南通大學日本語学部2005年9月に入学した63名(日本語を約2年間履修)が2007年12月に受けた日本語能力試験1級の聴解データを分析し、2004年から2007年までの日本語能力試験1級のデータを踏まえて、聴解における問題点を明らかにしようとしたものである。
上記のデータ研究及び資料分析を踏まえて、日本語を主専攻とする中国大学生の聴解問題点を箇条書きし、聴解における困難な点は次の4点であった。
1. 数詞、特に時間を表す表現
2. 常体やくだけた言い方
3. 必要となる情報をキャッチする能力
4. 社会や生活常識及び文化背景など
その4点を分析し、それぞれに該当原因は次の4点であった。
1.「数詞、特に時間を表す表現」が聞き取れにくい原因は普段の練習不足によるものだと判断する。
2.「常体やくだけた言い方」が聞き取れにくい原因は教科書として、主に丁寧体を採用しているからだと判断する。
3.「必要となる情報をキャッチする能力」が欠ける原因は聴解試験に対するテクニック訓練が足りないと判断する。
「社会や生活常識及び文化背景など」に関する聴解問題が解けない原因は普段、テレビやインターネットでの情報収集不足だと判断する。
1 研究目的
1.1総合現状
世界各地で日本語を学ぶ人の数が急速に増えている。
海外における日本語学者が実際に日本語を活用する機会もますます多くなってきた。
それとともに、自分が習得した日本語の能力を客観的に測定し、認定してほしいという声が日本語学者の間で高まった。
こういう要望にこたえ、1984年に開始されたのが「日本語能力試験」である。
とくに、中国の場合では多くの日本語学習者の期待は、地域的な相違はあるものの、一般的に「受験対策」よりも「就職準備」にある。
とくに、日本企業の進出が著しい地域や日本との経済交流が盛んな地域、日本人観光客が増大している地域などでは、日本語能力が就職やキャリアアップにつながる場合も多く、また、現実に日系企業やそれとの取引を行っている現地企業などからの「日本語能力のあるスタッフ」への需要が高まり、日系企業就職の鍵と呼ばれる。
この日本語能力試験の合格証明書をもらうために、日本語を学ぶ学習者も増加の一途を辿っている。
下記は2004-2007年の間で、日本語能力試験の総合的な実施状況を反映するものである。
[1級応募者数・受験者数推移(2004年度~2007年度)]
2004(平成16)
2005(平成17)
2006(平成18)
2007(平成19)
応募者数
国内
66,169
68,799
81,522
103,259
海外
289,254
351,024
451,667
529,221
合計
355,423
419,823
533,189
632,480
受験者数
58,956
61,457
72,880
93,821
243,242
294,787
364,480
430,137
302,198
356,244
437,360
623,958
『注1』受験者数には「文字・語彙」「聴解」「読解・文法」のうち一部だけを受験した者の数を含む
そして上記のものをより一層わかりやすくするため、作成したのが次の棒グラフ図である。
『注2』受験者数には「文字・語彙」「聴解」「読解・文法」のうち一部だけを受験した者の数を含む
『注3』ここでは、
:
応募者数
上記の棒グラフ図によると、日本国内であれ、海外であれ、応募者数も受験者数も増える一方である。
2007年のデータの示すように、2004年と比べて約一倍も増加したことは明らかであった。
就職準備のため、日本語能力試験の受験ブームはかなり熱くなってきたことは事実である。
1.2日本語能力試験1級について
日本語能力試験は4つの級に分かれているので、受験者は自分の能力に適した級を受験することができる。
各級とも「文字·
文法」も3つのセクションから成り立っている。
1級試験の構成及び級別認定基準は下記のとおりである。
級
構成
認定基準
1級
類別
時間
配点
文字·
語彙
45分
100点
高度の文法·
漢字(2,000字程度)·
語彙(10000語程度)を習得し、社会生活をする上で必要な総合的な日本語能力(日本語を900時間程度学習したレベル)
聴解
読解·
文法
90分
200点
計
180分
400点
下記の試験内容によると、「聴解」は100点で、総点数の25%を占める重要な試験一部である。
1.3 2004-2007年試験データ
下記のグラフは2004-2007年の4年間、日本語能力試験1級の平均点などを示すものである。
ここの「国内」というのは日本国内の受験者を指し、それに比べて、「海外」全体の75%は中国人である。
(日本国際基金の統計による)
「1級平均点等(2004年度~2007年度)」
文字・語彙
読解・文法
総合点
総合
66.8
67.1
67.0
78.8
62.5
68.2
130.7
133.0
132.2
276.3
262.6
267.4
61.8
62.7
51.2
55.8
132.4
131.8
132.0
261.4
245.8
250.3
67.4
75.0
55.6
60.8
127.2
127.4
127.3
269.4
250.4
255.5
62.8
63.2
63.1
64.0
48.8
53.1
127.7
129.7
129.1
254.5
241.8
245.3
『注』総合点の受験者数は、「文字・語彙」「聴解」「読解・文法」のすべてを受験した者の数。
上記のデータを部ごとに分解すると、以下のことがわかる。
まずは「文字・語彙」部分のデータである。
下記のデータから見ると、日本国内と海外の差異はほとんどない。
差
-0.3
-0.9
-0.4
『注』ここでの「差」というのは「国内」の点数―「海外」の点数の結果
次に、「読解・文法」部分のデータである。
同じく、下記のデータから見ると、日本国内と海外の差異はほとんどない。
-2.3
+0.6
-0.2
-2.0
最後に、「聴解」部分のデータである。
下記のグラフのように、「日本国内」と「海外」の差異は見てわかるほど大きい。
「日本国内」の点数は「海外」よりかなり高かったことは明らかである。
つまり、中国人受験者の試験成績を深く影響するもの、そして多数人にとって非常に困難なものは「聴解」である。
+16.3
+15.9
+19.4
+15.2
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